ChaosHead

 

ここのとこエンタメの紹介ばっかしてますが、たぶんこれからもっと増えていくと思う
のでみなさんTSUTAYAのカードを今のうちに作っておいて下さい。必須アイテムです。

今回は前々から気になっていた「カオスヘッド」をまとめてレンタルして見ましたとい
うことで、1巻に3話入ってるので本数少なくて助かります。ちなみに全12話です。

カオスヘッドはもともとゲームで発売されたものをアニメ化したので、原作はゲームの
方になります。アニメはそれを12話に詰め込んだって感じの内容で、結論から言うと
正直どう考えても話数足りないだろ!と言わんばかりの展開の早さでした。スピード感
あるのでそれはそれで良かったのですが、説明不足的な箇所が多かった気がします。

でも逆に言うと、アニメを先に見た後で絶対にゲームをプレイしたくなると思うんです。
アニメも序盤から中盤にかけての謎が散りばめられる感じとか、それが少しづつ明らか
になっていく謎解きとか、さらに増える伏線とか見てて本当に止まらなくなりました。

思わず「はい次ぃい!」と声に出してしまうくらいぶっ通しで見てしまったわけですね。
1話1話の区切り方が絶妙で、次回が気になって気になって仕方がなくなる終わり方を
毎回してくれます。各回の冒頭に前回までのあらすじが必ず語られるので今までの流れ
を見返すことができるなど、見ている側にとても親切な配慮をしてくれたと思います。

そういう意味でも、最終話までまったく飽きることなく一気に見ることができた作品で
した。ただ最初にも言ったように12話ではどう考えても説明不足過ぎる感じで物語が
終わってしまうので消化不良という現象が起こります。

そして原作であるゲームの方をプレイしたくなるわけですね。ゲームの方はユーザーか
らのレビューも非常に高く、元々はPCゲームだったようですが今はXbox360、PS3、PSP
にも移植されていて多くのゲーム環境で遊ぶことができるようです。

ちなみに僕はアニメを見て「世界観や設定」が面白い分、消化不良の部分をどうしても
ゲームで明らかにしたい気持ちから速攻でゲームを買ってしまいました。今はりきって
プレイしております。たぶん同じような人けっこう沢山いるんじゃないかなーとか。笑

 

 

「カオスヘッド」のストーリーとか設定とか世界観とか色々


まず舞台はみなさんご存知の渋谷です。主人公は渋谷に一人暮らしをしている高校生で
学校には最低単位数だけとる程度しか登校せずに家に引きこもってオンラインゲームと
アニメで生活しているオタク。この主人公がキモすぎるという意見が多数ありましたが
まぁ許容範囲というか、確かにこんな生活してたら精神状態こうなるわって性格なので
何となく現代社会の投影図みたいでした。終始ヘタレキャラなので何となく憎めない。

そんな渋谷で奇妙な連続殺人事件が発生します。最初の事件は若者たちによるビル屋上
からの集団ダイブ。最初は自殺と報道されたものの、他殺である可能性が見つかった。
そのすぐ後、今度は猟奇的な殺され方をした男性のお腹から胎児が出てくるという何と
もエグい事件が起こるわけですね。色々とイカれた犯人でございます。

これら2つの事件はニュージェネレーションの狂気(略してニュージェネ)と呼ばれて
渋谷の街はこの連続殺人事件の話題で持ちきりになる。3次元で起こっていることに興
味のない主人公はいつも通り何気なくチャットしていた「グリム」というユーザーから
この話を聞かされ、そのチャットルームに突然「将軍」という謎の人物が入室してくる。

その「将軍」という謎の人物から次の殺人を予告する画像が送られてきて、それを見て
しまった主人公は恐怖のあまり現実逃避に走るが、ある日の帰宅途中その殺人予告画像
と全く同じ殺され方をした現場を目撃してしまう。そしてそこには1人の少女の姿が…。

 

chaos-head

 

といった具合に物語が展開していくわけですね。殺人予告の画像を送ってきた「将軍」
はいったい何者なのか?殺人現場に立っていた少女はいったい誰なのか?2次元の世界
で平和に暮らしていたアンチ3次元な主人公に次々と恐怖や事件が降り注いできます。

平穏な日常をぶち壊されていく主人公の崩壊っぷりが面白く、3次元に対してこれでも
かってくらい超ネガティブな性格も今の日本を投影しているように思えます。自分の身
の周りで起こるあらゆる物事を全て否定的に捉えてしまったり、人に対して疑心暗鬼に
なってしまったり、そんな主人公に感情移入してしまうユーザーもきっと多いはず。

 

 

「カオスヘッド」のメインキャラクター紹介


chaos head

 

西條 拓巳(にしじょう たくみ)

chaos_head

 

本作の主人公で引きこもりの終始ヘタレキャラ。3次元とかマジ勘弁なのに巻き込まれて
いく可哀想な主人公です。彼は小さい頃から、誰もいないのに誰かに見られているような
視線を感じることがあり小学生の頃にそんなテーマで作文を書いたことがあった。それが

「その目だれの目」

という重要なキーワードでもあります。何度も繰り返されるこの言葉。主人公に関わる人
たちが口にする「その目だれの目」という言葉。自分しか知るはずのないこの言葉をなぜ
他の人が知っているのか?どうして殺人現場に「その目だれの目」と書かれているのか?

そういった謎が謎を呼びながら6人のヒロインたちが物語にどう関わってくるのか?こそ
がカオスヘッドの見所だと思います。とりあえず現実にあり得そうだけどあり得ない的な
ギリギリラインの内容なのでスリルがあって面白い。ホラー要素とサスペンス要素がうま
く絡みあっていると思います。謎解きホラーミステリーは僕の大好物ですねー。

 

 

あらゆる感覚は電気信号として脳内で神経パルス信号に変換され妄想が現実化する


本作は「妄想科学アドベンチャー」というだけあって99%の科学と1%のファンタジー
でストーリーが構成されています。なのでこういった難しいキーワードがいくつも出てく
るわけですが、そこがまさにカオスヘッドの見所。

僕たちが見ているこの世界は本当に本物か?そんな小さな疑問から始まる数々の自問自答
が物語を奥深いものにしていきます。もし今いるこの現実が現実じゃないとしたら?誰か
に見せられている映像や音だとしたら?それを本物だと証明する術はあるのか…?

といった感じの難解なお話が好きな人には是非とも見てもらいたい作品です。陰謀論とか
そういうタイプのストーリーですかね。妄想が現実化するってことは自分の頭の中で考え
たイメージを現実化して他の人たちにもそれが現実だと認識させることができるって意味
になります。つまり世界はすべて誰かの妄想で作られて入るんじゃないか?というテーマ。

あんまりネタバレすると楽しさが半減するのでこの辺にしておきますが妄想を現実化する
という設定を見ていて僕も妄想で世界を変えてみようと思いました。いや冗談っすけど。
でもいつか妄想(ここでは想像)を実態化するような技術も開発されるかもしれません。
もしかしたら、もう既に僕たちが生きているこの世界は誰かの妄想が現実化したものかも。

 

 

妄想が止まらなくなってきたのでそろそろ退室します


Chaos_head
 

本来だったら「そこに絶対あるはずのないもの」をまるでそこにあるかのようにイメージし
自分が想像したそのイメージ(妄想)を他人の視覚のデッドスポットに流し込んで共通認識
として実体化する。カオスヘッドではこの「妄想を他人の共通認識としても実体化させる」
ことをリアルブートと呼び、こうした特殊な力を持つ人のことをギガロマニアックスと呼ぶ。

ヒロイン達が持っている剣も現実にはあり得ない(存在し得ない)ものだが、妄想を現実化
する力を持ったヒロイン達は彼女達のイメージでしかない剣ですら実体として現実のものに
することができる。実はこの剣が引き金となってギガロマニアックスとしての力を覚醒させ
るのだが、主人公は剣を見つけていないにも関わらずその力を持つ特殊な人物なのである。

この剣はディソードと呼ばれ、この剣を引き金に妄想を現実化する力「リアルブート」が発
動する。自分の頭の中でイメージした妄想を相手の思考に流し込んで精神攻撃を仕掛けたり
相手の見ている世界を全て自分の思い通りに操作したりと、最後はもうやりたい放題なのだ。

ということでアニメを見たせいで僕の頭の中は大変なことになっております。妄想を現実化
するだと?何だそのめちゃくちゃ萌える、じゃなくて燃える設定は。これは僕も妄想を現実
化する特訓を積まないといけいようですねー。妄想バトルとか何でもありになっちゃうけど。
よい子のみんなは、ふざけた事ぬかしてないで現実を見ましょうね。妄想はほどほどにー。

ではでは、みなさん良き妄想ライフを〜。