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最近はほぼ毎日のようにTSUTAYAに通っている廃人コースまっしぐらな僕ですが、実は
ちゃんと明確な目的があって色んな作品を見まくっております。まぁ視野を広げるとい
うか、やっぱり多くの人の目に触れる作品ってのは全て勉強対象だと思うんですよ。

この作品のどこが多くの人に受け入れられたのか?とか、他の作品との差別化は?とか。
人の心に響くものってのは何かしらの「エッセンス」を秘めているわけで、それはまさに
世の中を投影したかのような、鏡に例えることができると思うんです。

そんな中でも僕が好きなジャンルは「サスペンス」「ホラー」の要素を含むもので、かつ
できるだけ現実に近いもの、つまり「あり得そうであり得ないもの」が大好物なのです。

 

 

ホラーではじまり伏線が散りばめられサスペンスで謎を解き明かすスピード感


僕の中で自分がのめり込む作品の方程式のようなものがあって、それがまさにこれです。
序盤はホラーまっしぐらで、もう何かとてつも事が起こってるんだけど結局何なのかが
分からない。そこに恐怖を感じるわけですね。原因が分からない恐怖ってやつです。

そうやって序盤から中盤にかけて謎が散りばめられ「これは一体どういうことなんだ?」
という真実に辿り着きたい好奇心から続きを見たくなる気持ちが抑えられなくなります。

そして中盤から終わりへ向かって散りばめられた伏線が一気に回収されていくストーリー。
これこそ王道ではあるかもしれませんが、僕の中では重要ポイントが高いです。もちろん
「けいおん!」のように最初から最後までゆるゆるで人気の出る作品もありますが、この
タイプは勝負できるポイントがキャラクターと雰囲気だけになるのでヒットを飛ばすのが
難しい。やっぱり1つの「お話」である以上、ストーリーの重要度は高いと思います。

そういう意味でこの「Another(アナザー)」というアニメは最初の引きつけがとても大
きかったように思えます。世界観、物語の始まり方、テーマ、そして大きな謎。これだけ
揃ってれば見たくもなりますよね。とりあえずOPの最初の8秒が完璧すぎるのでご覧あれ。

 

 

 

呪われた3年3組に関わる人が1人ずつ消されていく


 

プロローグ

父の仕事の都合で、夜見山市の祖父母宅へ引っ越してきた榊原 恒一(さかきばら こういち)
引っ越して早々、気胸を患い入院した恒一は、1か月遅れで夜見山北中学校3年3組に転入する。
教室で目に止まったのは、眼帯をした美少女・見崎鳴(みさき めい)。偶然にも病院で彼女
と出会っていた恒一は、その不思議な存在感が気にかかる。だが、親しく接してくれるクラス
メイトの中に、彼女について触れる者は誰もいなかった…。

 

僕の解説

主人公は父親の都合で、夜見山市という田舎街へ引っ越してきます。そこは自分を生んで死ん
だ母親が生まれ育った場所で、主人公は祖父母の家に預けられるわけですね。父親は仕事だか
何だかでインドで暮らしていて、主人公は1人でこの街へやってきます。

体が少し弱かった主人公は引っ越して早々に入院してしまい、4月から通うはずだった夜見山
北中学校には5月のGW明けから通うことになります。入院している時に夜見山北中の制服を着
た不思議な少女と出会い、退院していよいよ通うことになった3年3組にもその子の姿がある。
窓際の一番後ろに座るその子は確かにそこにいるはずなのに、クラスの他の子達からはまるで
見えていないかのように存在しないものとして扱われている。

それを不思議に思った主人公は少女に近づくのだが、それをキッカケに教室の状況は一変して
いくという流れ。この辺まで聞いただけでも見たくなりません?何だこのクラスは!何だこの
少女は!みたいな。3年3組は呪われていて、とある秘密をクラス全員が共有しています。

でも誰もその秘密を転校生である主人公には教えてくれません。みんなは何かを隠している。
ただ1つ「いないものの相手はするな。」という忠告だけを残して。

 

 

キャラクターの紹介


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左から順番に

 

榊原 恒一(さかきばら こういち)

本作の主人公で、転校してきた3年3組の謎を知らされないまま周りで人が次々に死んでいく
色々と可哀想な少年。クラスで唯一、ヒロインである見崎 鳴(みさき めい)の姿が見えてい
るようだが、彼女がいったい何者なのかも分からず追っかけ回したり、クラスの忠告も無視し
まくる辺りけっこう命知らずな冒険者とも言える。世間では彼のような子を中二病と呼ぶ。

 

見崎 鳴(みさき めい)

本作のメインヒロインで、序盤では謎ばかりの存在。主人公にしか見えていないように振る舞
うが、実際に彼女が存在するのかどうかは物語の中盤で明らかになる。最初は自分に近づいて
くる主人公を遠ざけようと「私に近づかない方がいい。」などど冷たくあしらうが、主人公の
引きの悪さに段々と心を許していく。呪われた3年3組の秘密も彼女の口から打ち明かされる。

 

赤沢 泉美(あかざわ いずみ)

本作の裏ヒロインでありながらファンから絶大な指示を受ける赤沢さん。アナザーに文字って
「アカザー」とかネタにされてる辺りファンの心をグッと掴んだキャラだと思われる。絵を見
るだけで分かるように完璧な「ツンデレ」キャラ。対策係と呼ばれる謎の係を担当している。
いわゆるクラスのリーダー的存在で彼女の意思決定がクラスの意思決定に等しい。隠れ巨乳。

 

望月 優矢(もちづき ゆうや)

3年3組の生徒の1人で、美術部の部員。気が弱くおとなしい性格を持った心優しい美少年。
物語が進むにつれて主人公と仲良くなっていくが、とあり時期を境に主人公を避けるように
なる。それは彼の意思なのか、それともクラスの意思なのか。謎は深まるばかりなのです。

 

勅使河原 直哉(てしがわら なおや)

3年3組の生徒の1人で、クラスに必ず1人はいるテンションだけで生きている系のキャラ。
おまけにアニメに必ず1人はいる「絶対に読めない名字のキャラ」でもある。この名字どこの
出身なのか?既にそこから謎ははじまっている。というのは冗談で彼もメインキャラの1人。

 

 

アニメ「Another(アナザー)」のおすすめポイント


このアニメの見所は何と言っても「あらゆる謎」だと思います。自分がいつも通うクラスに隠
された謎、自分にしか見えていなくて他の人からはいないものとして扱われている少女の謎。
なぜクラスメイトは秘密を教えてくれないのか?なぜ次々に人が死んでいくのか?なぜ見崎鳴
に関わってはいけないのか?次は誰が死ぬ?クラスに紛れ込んだ「死者」とは誰なのか?

そんな数々の謎を序盤から中盤にかけてバラまき巻くってくれるおかげで止まらなくなります。
中盤以上は呪われた3年3組というクラスに隠された謎を解き明かし、次々と人が死ぬ理不尽
な現象を止めるために主人公達が奮闘します。中盤から終盤にかけてのスピード感は見ていて
とても気持ちのいいものでした。序盤のホラー要素に対して中盤以降はサスペンス要素が強い。

 

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閉ざされた田舎町、呪われたクラス、逃げられない恐怖、避けられない死、どれもありそうで
あり得ない話なので現実味のある設定や世界観が恐怖をより一層加速させてくれる作品です。

ラストには賛否両論あって、確かにちょっと無理矢理感があったりギャグなのか?と思わせる
場面も多々ありましたが、それも含めてこのアニメは独特の雰囲気を出していると思います。
キャラクターの魅力も強く、ヒロインである見崎鳴を見たら眼帯少女を忘れられなくなるはず。

ちなみに原作は「綾辻 行人」による小説で、実写映画化もされています。実写版でヒロインで
ある見崎鳴を演じたのは「橋本愛」でまさにイメージ通りのキャスティング。小説の方も実写版
も興味がある人はご覧くださいませ。ホラー&サスペンス的な作品もっとプリーズです。マジで。

ではでは、みなさん良きアナザーライフを〜。