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僕がたぶん唯一、邦画で見まくった映画がこの「GANTZ」です。元々はマンガが原作なので
ストーリーに関しては映画がどうこうよりも原作の方を参考にした方がいいと思うのですが
何よりこの作品は日本の映像技術の進歩を感じられる、そういう意味で名作だと思います。

僕は基本的にハリウッド映画しか見ないんで、あっちの映像技術が基準になってしまうので
すが、それもあって日本の映画はこれまで全くと言っていいほど見ていませんでした。何だ
かチープに見えるというか、個人的には邦画はテンプレな恋愛映画とかばっかで何も面白く
なかったんですよね。何も共感できないってか、まぁ男子だからなのかもしれませんが。笑

最後は全部「愛」で解決してしまう日本の映画は僕的に中身がまったくなくて2時間もった
いないのは今でも変わらないんですが、ここ最近になってマンガの実写化とかが増えてきて
しかもアクションものが多いこともあってか、見てみよう!という気になったわけですね。

 

そしたら見事にはまった。笑

 

日本の映画もクオリティ高くなったな!と思わず叫んでしまったのを覚えています。僕より
も映画に厳しい友達も、単純に映像で楽しめたと言っていたくらい当時はとても感動した。
ちなみに映画は前編と後編の2部作なんですが、マンガとはストーリーが違って映画オリジ
ナルの展開&エンディングが用意されています。

僕はマンガ版を読んだことがないので比較ができないんですが映画版だけ見ても十分にこの
世界観を楽しめたので、今回は映画版の謎とか考察なんかを書きなぐってみたいと思います。
ネタバレしまくりですが神曲を流しながら楽しく読んでくださいまし。川井さんほんと神。

 

 

 

「GANTZ」の世界観とか設定とか色々おさらい


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とりあえず最初に押さえときたいのが、このお部屋と黒い玉。黒い玉がGANTZで、このお部屋
は東京のどっかにあります。まぁ僕たちが暮らしてるこの世界とは別の次元だか別空間にある
みたいなんで普通じゃこの部屋には行けないわけです。どうやったらこの部屋に行けるのか?

 

死ねばいい。みんな死ねばいい。みんな死んじゃえぇ!死んでくだちい。

 

って理屈なわけだす。あ、これはGANTZの口調を真似しました。要するにこの部屋に行くため
には「死ねばいい」のです。現実世界で死ぬと自動的にこの部屋に転送されてくるわけだす。

主人公の「玄野 計(くろの けい)」と、もう1人の主人公「加藤 勝(かとう まさる)」も
映画が始まってすぐに地下鉄のホームで電車にひかれてこの部屋に転送されてきます。死んだ
のは酔っぱらいのおっさんを加藤が助けようとして、その加藤を玄野が助けようとして二人と
もホームに落ちた、といった感じ。序盤ですぐに主人公が現実世界からランナウェイするのだ。

 

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で気がついたらこの部屋にいて、何かよく状況も理解できないまま星人と呼ばれる宇宙人(?)
と戦うためにまたどっか転送されるという流れ。みんなで仲良くこの黒いスーツでコスプレし
てエイリアンと戦うわけです。このスーツ実はめっちゃ凄い機能があってトイザらスに売って
ないかなーと思ってさがしたんですけど見つかりませんでした。サンタさんお願いします。

 

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星人と戦うためにGANTZからはスーツの他にも武器が支給されて、それを使って強制的に殺し
合いをさせられます。写真はハンドガンタイプですが、他にショットガンタイプとかブレード
とか捕獲用なんかもあったりします。まぁ要するにスーツ着て武器持って星人やっつけろや。
という理屈なわけだす。

 

 

サブキャラも敵キャラも魅力的すぎる映画「GANTZ」


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西くんきたぁぁぁぁぁあああああああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

とりあえずGANTZと言えば彼でしょう。もう主人公でもいいんじゃね?ってくらいの存在感。
本郷 奏多が演じるこの西くんというキャラは中二病男子。もう1人だけ作品の中で目が違う
ってか入り込み過ぎて目がやばいってか、狂気じみたものを感じる迫真の演技でした。

 

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完全に一致

 

とりあえず西くんはキャラ濃すぎなんで一生忘れないと思います。こんだけドヤ顔してるのに
映画の前編で瞬殺されるあたりがまた最高でした。海外の上映ではこの西くんが後編で生き返
るシーンで「ウォォオオオ!ニシクーーーーーーン!!!」という歓声が起こったそうです。笑
まぁ後編でも最後あっさり殺されて終始やられキャラな西くんですが、でもそこが憎めない。

 

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夏菜が演じる岸本も完全に一致。見事なハマりやくだったと思います。人選すごいよなーと感心。
岸本は前編の最後に千手観音の刺されて死んじゃうので後編では一切登場しないんですが、前編
だけでも見事な存在感でした。もうガンツスーツの人って呼ばれてもおかしくないかもしれない。

 

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ネギさん(星人)と田中さん(星人)コンボ

 

この星人キャラの再現も完璧すぎましたね。とりあえずネギ星人マジで気持ち悪いし田中星人は
何か色々とムカつく。ちなみに西くんは田中さんにフルボッコにされてお亡くなりになられました。
「スーツがおしゃかになったぁぁぁああああああ!!!!」という名セリフと共にランナウェイ。笑

 

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黒服星人もこのメンツは最強でした。リーダーがそもそも敵なのにキマりすぎだしサイドの人達も顔が
完全にヤバいこの再現力。一番左の人とかもう目やばいだろ。絶対に現実でも人殺してると思いますが。
という感じで一度見たら絶対に忘れないキャラのオンパレードな映画となっております。見てくだちい。

 

 

後編のあのエンディングは結局どういうことなの?という考察


とまぁこんな感じでキャラ映画としても見てて楽しいこの作品ですが、最後の終わり方には賛否両論
あるみたいで。個人的には別に引っかかることもなく気持ちの良い終わり方だったわけですが色々と
謎な部分とかもあると思うので思い出しながら色々考察してみようかと思います。

 

(1)そもそもGANTZって何なん?

マンガ見てないんで僕も詳しくは分からないんですが、映画を見る感じだと僕ら人間が住む「地球」と
星人が住む「地球」が別々にあって、空間は違うものの重なって同じ場所にあるみたいな設定なのかな
と。前編で多摩市一ノ宮を舞台にネギ星人と戦うんですが、現実世界に戻ってもネギ星人との戦いの痕
跡が残っていました。つまりGANTZに転送されて行く星人のいる地球と僕らが人間が暮らしている地球は
GANTZによって繋がっていると考えるべきなのかも。

で、GANTZは現実世界で死んだ人達を集めて星人やっつけろの命令を出すわけですが、そもそもGANTZは
なぜ星人をやっつけたいのか?それはたぶんGANTZを作った人(もしくは組織)が星人を敵とみなしてい
るからで、そういったプログラムを組まれているのだと思います。どっかの軍事兵器でしょうか。

死んだ人を兵士として送り込むのは、たぶん星人の存在自体を公にしたくない裏の力が働いていて、死ん
だ人なら好き勝手使おうが殺そうがどうにでも誤摩化せるからなのだと思います。どこかの軍事実験のよ
うなものだとしたら、宇宙人が地球を侵略しにきた時に地球を守ってくれる兵士を育てておくみたいな
予行練習なのかもしれません。でも実験にしては星人の怒りっぷりがハンパないのでマジでいるのかも。

 

(2)「先に攻撃してきたのはお前たちだ」という星人のセリフ

前編のラストバトル、おこりんぼう星人との戦いの時に千手観音が玄野たちに向かっていうセリフです。
どうやら人間側が先に星人たちを攻撃したようで、みんな激おこぷんぷん丸になっています。おそらく
人間側が地球にもう1つの空間があることを発見し、星人がいる座標を突き止めてそこに攻撃をしかけ
るための兵器を開発した。それが「GANTZ」なんじゃないかな?と。

星人のいる空間へ人間を送り込んで人間から星人に攻撃をしかけたことがキッカケでこのとんでもない
バトルが始まったんですかね。とりあえず先に手出した方が悪いんすよ。なので人間側の負けでしょ。笑
まぁ星人に攻撃をしかける兵器を開発したどっかの上の人達が巨悪の根源なのでしょうが、死んでもなお
殺し合いをさせられるとか鬼畜にもほどがある。もういっそ一思いに殺して〜とか聞こえてきそう。笑

 

(3)GANTZの中の人「ハゲたおっさん」は何なのか誰なのか

どうやらGANTZはこのハゲたおっさんのエネルギーをすって動いてるみたいで、後編のラストはこのハゲ
が電池切れになったせいで何か色々てんてこ舞いの展開になっていきます。西くんいわく、ハゲの寿命が
きたらGANTZに生かされている自分たちも消滅するっぽいのでみんな必死になります。

GANTZが自分が死ぬ前に残りの星人たちを一層したいらしく、強敵である千手観音たちをやっつけてくだ
ちい。と命令するわけですが、なぜか玄野の同級生である「タエちゃん」を標的に定めます。これは玄野
をいつまでも兵士として戦わせたいGANTZのハイパー自己中プレイで、要は人質みたいなもんです。

ただその前に電池切れたら終わりなんだから誰か新しい電池(ハゲ)補充しろよ、とか思ったけどそこは
突っ込まないでおきましょう。とりあえずハゲ電池を補充しとけば星人たちの戦いも続けられるし何も問
題なくね?って思う気持ちを抑えて僕はハゲをそっとしておいてあげることにしました。

 

(4)千手観音たち星人はGANTZ部屋へ行くのに必死な件について

前編で死んだはずの加藤が現実世界で玄野の目の前に現れるシーンがありますが、これは加藤ではなくて
千手観音でした。いっそのこと何でここで殺さないの?と思いましたがたぶん現実世界で殺しても殺した
ことにはならないんだと思います。GANTZによって転送されてきた時の玄野を殺さないと意味がない。

だから千手観音は黒いボールを必死こいて探します。黒服星人たちも黒いボールを探してる。そこで思った
のが黒いボールなかったら星人はGANTZ部屋に来れないけど、GANTZを作ったもしくは操作してる機関とか
組織を現実世界で見つけ出してぶっ殺せばよくね?という見解。本来、星人は人間とは別の空間で暮らし
ているけど後編では星人達も現実世界に普通にいます。地下鉄バトルなんて一般人巻き込みまくりっす。笑

千手観音は4つ目の鍵(タエちゃんを殺す)だけ達成してGANTZ部屋に行けちゃうというミラクルでワープ
してくるわけですが、GANTZにとっては部屋の座標を突き止められる大失態となり2LDKでの銃撃戦になる。
星人達はGANTZをぶっ壊すのが目的なので聖水みたいなのぶっかけてGANTZ部屋をエクスプロージョンしま
す。でもなぜかGANTZは壊れず、千手観音もやっつけて玄野にささやかなお願いごとをするというラスト。

 

(5)電池になるのは玄野ではなく加藤の方が良かったのでは?笑

最後のバトルで玄野は満点をもらいます。100点じゃなくて満点です。この辺が謎い。満点メニューから
選んでくだちい。と言われるわけですが、メニューが表示されません。加藤がキレます。そりゃそうだ。笑
で表示されない満点メニューから玄野は自分がGANTZの電池になってもうこの部屋には誰も呼ばないことを
決意します。加藤はそんな玄野を「ふざけんなよ!バカやろう!」呼ばわりしながらワープしていくラスト。

ここで思ったのが、2点。千手観音を倒して星人とのバトルが終わったならもうGANTZとかいらなくね?笑
って話。星人を倒すためにGANTZは人間という電池をぶっ込んでまで動かしてるわけだから戦う相手がいな
くなったらGANTZいらないじゃんという。

もう1点が、仮にまだ星人が残ってるとして玄野がGANTZ部屋に誰も呼んでくれなかったら結局のとこ戦う
兵士がいないから電池いらなくね?笑という。まぁでも今まで戦って死んだ人達を開放する条件として玄野
が電池になる交換条件を突きつけてきたんだろうから結局は電池になるしかないんですけどね。ひどすぎ笑

 

 

ぱ〜ふぇくとあんさ〜


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といった感じでいくつか気になる点はあるものの、全体的によくまとまってたし後残りのない終わり方なの
かな?と個人的には思いましたー。やっぱり満点めにゅ〜の選択肢が気になりますね。それだけが心残り!

以上、いかがでしたでしょうか?
とりあえずガンツスーツ作るの50万円みたいですよ。全身レザーの衣装ってそんなお金かかるんですねー。
最後はやっぱり川井さんの神曲を聴きながらGANTZの世界観に酔いしれてもらえたらーという理屈なわけだす。

 

 

ではでは、みなさん良き星人ライフを〜。